推しができると楽しい。今度は何しよう?お散歩でどこ行こう?彼女を喜ばせようとデートコースを必死に考えた学生の頃のワクワク感が蘇ってくる。俺、小娘相手になに勝手に盛り上がってんだと思うしらけた自分がいる一方で、次に会う日のことを考えてドキドキできる自分に、まだ捨てたもんじゃないと安心する自分もいたりする。
でも推しの出勤中にそれが気になり始めたら注意信号だ。俺と同じようなことを今頃ほかの男ともしているんだろうか。いや、アレはソレとしてコレやってるのは俺だけのはず…
所詮カネに媒介された関係だと達観できればいいのだが、割り切れないのが男と女。そもそも煩悩を超越できていたらリフレの世話になることもなかっただろう。
しかしガチな感情はお客である貴方にもお相手の彼女にもお店にも、ほとんどの場合、有害でしかない。推しへの想いが危険水位を超えそうだと思ったら、もう一人推しを見つけることをお勧めしたい。
リピドーを分散させ、鏡の中の自分を見つめてみる。遊びを遊びと認識するために、遊び人になった気分を味わってみる。経済的にも時間的にも負担かもしれないが、敢えて負荷をかけることで、現実を客観的に眺める契機を作ってみる。
リフレはなかなか、奥が深いよね。