はろーえぶりわんきゃしーだよ。
この記事は、このサイトの過去記事や昔あった合法JKナビからリフレ嬢についてキーワード別に情報をきゃしー視点でまとめてみようっていう試みです。48のキーワードと書きましたが48の数字に意味はありません。20とか30に減らすかもしれないし飽きたらやめます
普通の女の子
リフレのバイトする女の子(以下、リフレ嬢)とは、どんな女の子だと思いますか?
私の所感ですが、リフレ嬢とは、とにかく普通の女の子です。どこにでも居そうな普通の女の子しかリフレで働いていません。強いて言えば、オタク系の女の子が多いように感じます。例えば、アニメ、漫画、ゲーム、音楽、アイドル、バンドのようなオタク的趣味が好きな人です。一部、ホストにハマって凶悪化している女の子もいますが、元々はオタク系の大人しく可愛らしい普通の女の子が、リフレの門を叩きます。
リフレ嬢について誤解して欲しくないのは、彼女たちが家族からの虐待を受けるなど家庭に問題があったり、貧困で生活が出来ずどうしようもなくリフレで働くというような状況は99%無いということです。私は15歳から22歳の今まで7年間リフレで働き500人以上のリフレ嬢と会っていますが、そんなやばい状況の子は1人か2人しか居ませんでした。JKビジネスが世間を賑わせていた2016年頃、新聞・週刊誌の記者から取材を受け「JKリフレはどんな子が働いているのか」と質問された事があります。私は今書いた通り「普通の子ばかりですよ。本当にやばい子は1人か2人しか見てません」と答えたのですが、「そのやばい子について教えて欲しい。その子の取材はできるか」と聞かれました。こうやってリフレ嬢のイメージは、自分たちにとって都合が良い情報を発信したいメディアによって歪められていくのかもしれません。リフレでバイトする私たちの置かれた現状が、悲惨であればあるほど注目度が上がり、取材した新聞や週刊誌が売れるのです。
今回、**社様から本を書く機会を頂いて、私に「きゃしーが見てきたリフレ嬢について書いてほしい」とテーマをふられました。その時に思い出したのが、記者からの取材で言われた「波乱万丈な人生を送ってるリフレ嬢のネタじゃないと書く価値が無い」という言葉です。確かにこの手の本は、女の子の人生やお店での経験をセンセーショナルに書く文化があります。でも、この本ではそういった事を書きたくありません。読者が読んでいて面白くなかったとしても、読者の皆様に伝えるべきことは嘘偽りのリフレ嬢より、真実のリフレ嬢だと思うからです。繰り言になりますが、リフレでバイトしている女の子は普通の子ばかりです。普通といっても普通の感じ方は人それぞれですので、もう少しリフレ嬢について掘り下げましょう。
容姿
まず、リフレ嬢の容姿について。彼女たちは、みな一様に前髪を切り揃えて額を隠す傾向があります。そして黒髪、暗髪。明るい髪色の子もいますが、少数派です。メイクは濃い目のスッピン風メイクが好まれます。以前、バラエティ番組で指原莉乃が「柏木由紀はナチュラルメイクに見えるけど死ぬ程メイクが濃い」と暴露していました。リフレ嬢のメイクも正にそんな感じです。スッピン風メイクは、「清楚に見える」「初心な素人感を演出できる」「遊び慣れてそうな浮ついた感じがない」「清潔感がある」といった理由から、いつの時代もリフレに来るお客様(以下、リフレ客)のウケは抜群。人気リフレ嬢は全員スッピン風メイクと言っても言い過ぎではありません。ただ、勘違いして欲しくないので付け加えると、手抜きメイクとスッピン風メイクは似て非なるものです。美意識の低いリフレ嬢は「化粧が濃くない方が客ウケするならメイクは軽くでいいや」と思うかもしれませんが、お洒落に無頓着だとすぐリフレ客に見抜かれます。彼らは無駄に敏感で繊細なので、手抜きメイクのリフレ嬢に接客されると「こいつは俺と会うにも関わらず手を抜きやがった」と思うかたもいます。客ウケするスッピン風メイクを作るために「きっちり化粧してます感」を限りなく最小限に抑えるためには、肌のくすみやシミを隠すためのコンシーラーを丁寧に叩き込みつつぼかしたり、自然で長い睫毛をかたちづくるためにマスカラを塗るごとにコームでとかしたり、アイラインも細~く引いた後に綿棒でぼかす等の手間が発生します。それはまるで、プラモデルに筆ムラを作らず綺麗に塗装するような職人技。スッピン風メイクは、派手なメイク以上に繊細な作業を求められるため、ナチュラルに見えれば見えるほど実は時間がかかり技術が必要なことを知ってください。
ファッション
次に、リフレ嬢のファッションについて。リフレ嬢と会った事ない人には何とも説明し辛いのですが、リフレ嬢を知っている人たちからしたら、すぐ頭の中に浮かぶ共通のイメージがあります。彼女たちが纏う全身パステルカラーの服装。それを見ただけで「リフレで働いてるな」とバレる独特のコーデ。そのような「量産型リフレ嬢」と揶揄されるファッションとはどんなものか。お手持ちのスマホで「evelyn(エブリン)」もしくは「Ank Rouge(アンクルージュ)」の画像検索をしてください。それらのブランドを身につけたモデルが検索結果に出るはずです。そのモデルたちこそが、リフレ嬢の見た目そのまま。以前、あるリフレ客が池袋のホテル街で「リフレ嬢っぽい子」を見かけると、Twitterを開いて、どこの店の子か確認していると話してくれました。どうしても知りたくなった時は、見かけた気になった子に「どこのお店で働いてるの」と聞くそうです。私としては、たとえ勤務中であっても道でいきなり男の人から声を掛けられるのは恐怖なのでやめて欲しいですが…。このリフレ客のいう「リフレ嬢っぽい子」とは、先に話したような見た目と雰囲気を持っている子なのでしょう。ちなみに私は普段、エブリンやアンクのようなリフレ嬢が好む服を一切着ません。けれど、リフレに出勤する時だけは別です。これらの服は私にとってリフレのバイトをするためのユニフォーム。言い方が悪いですが、清楚系ビッチな見た目に武装してこそ「今日もリフレで稼ぐぞ!」と気持ちをリフレ嬢モードにスイッチ出来るのです。
ロリ
ここまであげたリフレ嬢の特徴を纏めると
①何かしらオタク気質
②家庭環境に問題無い
③貧困層ではない
④清楚系ビッチな見た目
そして⑤つ目の特徴を加えるなら「芋っぽさ」。この意味は「ダサい・田舎っぽい」です。芋のモサッとしたイメージからきています。芋っぽいというと否定的な印象ですが、「垢抜けない・素朴」といった意味もあり、リフレ客が非常に好む特徴。その逆に、湘南の海に居そうなイケイケでリア充なギャルや有名大学に在学してミスコンから女子アナを目指すような、自分に自信を持っていて、王道清楚で、向上心が強い女の子は、リフレ客から支持されません。彼女たちのように、スクールカーストの最上位にいる女の子たちは、リフレの世界には流れてこない傾向にあるのです。もし、彼女たちが小遣い稼ぎにリフレでバイトしたとしたらリフレ客はどう感じるでしょうか。彼らは一様に「あの子は俺が居なくても大丈夫」「住む世界が違うから理解してもらえない」「一緒に居ても場が持たなそう」などと敬遠するでしょう。リフレ客が好むのは、モテる女子よりモテなくても愛嬌がある芋っぽさ。一般的にはマイナスの特徴として捉えられがちの「芋っぽさ」は、リフレでバイトする上で強力な武器となります。日常的にモテている女の子たちは、リフレの世界では支持されず、逆に自分よりもダサい女の子たちがチヤホヤされる現状に耐えられません。彼女たちは、遅かれ早かれリフレ業界から敗れ去るでしょう。そんな光景を、リフレで支持される女の子たちは見てどう思うでしょうか。嬉しいのです。ようやく手にした勝利。芋っぽい事がコンプレックスでもあった女の子たちは、リフレの世界でようやく自分の存在を受け容れてもらい、認めてもらえました。そして、一般的には自分たちよりも可愛いと評価される女の子たちに勝てるのです。自分たちを「ダサい」と見下しているであろう女の子たちに勝つ。そんな経験をしたからには、リフレ業界がますます居心地良くなるでしょう。ちなみに、芋っぽい女の子と聞いて、どのような女の子を想像するでしょうか。裸眼で黒目、ちょっと垂れ目、顔が丸め、ほっぺが柔らかそう、眉毛が薄太い、唇がぽってりしてて桜色、髪質は猫っ毛で細め、服装はペタンコ靴にパーカー、リュック…。AKB48に居そうな子たちを想像して頂ければイメージがしやすいです。ちなみにリフレ嬢に対して「AKBに居そう」と言うのは誉め言葉になりません。芋っぽさを別の表現で言うなら、ロリ。ロリには、放っておけないような危なっかしさ、純粋で大人の男に絶対服従なしおらしさ、子どもっぽくて甘えんぼな娘らしさ、など、何もかもリフレ客の理想が全て詰め込まれています。そんな女の子がぎこちなくも一生懸命にリフレというちょっとエッチなバイトをしている姿にリフレ客は萌えるのです。JKリフレに遊びに来る客の9割はロリコン。こんな事実は本に書かなくても想像できると思いますが、想像の通りです。
メンヘラ
ロリっぽさ芋っぽさに加えて、メンタルが弱ければ人気リフレ嬢の性質抜群。メンタルが弱い女の子ほど、リフレ客から支持されます。書いていて気持ち悪いですが、事実なので仕方ありません。メンタルが弱ければリフレ客から好かれやすいけれど、メンタルが強くなければリフレでバイトするのは苦しい。一見矛盾しているようですが、これはリフレ嬢の定説。自分のメンタルが弱かったり、メンヘラ(情緒不安定で周りを振り回しがちなかまって欲しがりな女子を指す)であることは、リフレ業界を生き抜くための心強い武器。弱さこそが客ウケする強さ。メンヘラでなければ人気リフレ嬢で居続けることは不可能とも言われています。リフレ客はメンヘラが好きということについて、印象深いエピソードを思い出しました。私が15歳で初めてJKリフレのバイトをしたばかりのことです。私たちリフレ嬢は「初心な素人」を売りにしていますので、とにかく普通の子じゃないとお客様から支持されません。でも、そんな普通の子ほどお客さんの闇に飲み込まれやすい問題があります。リフレのバイトを始めて1ヵ月くらい経った時、慣れないことを沢山したり、男の人のことを信用できなくなったりして、徐々に憂鬱な気分になっていきました。いわゆる「病んでいる」状態です。メンタルが不安定になってから気づいたことがあります。それは、お客さんの中には、思考が鈍っている年下の女の子を好んだり、利用しようとするかたが居るということ。メンタルが回復し始めると「病んでいたときの方が放っておけない感じがして好きだった」と言われたことがありました。そして接客終了後、その人がTwitterのDMで「思ったより元気そうだったから、会いに行くのは今後控える」と送ってきたのです。このお客さんに限らず、私が病んでいたから指名してくれたという人も何人か居ました。病んでいる私の方が需要があるなら、ずっと病んでいたほうが良いのかなと思ってしまいます。心の調子が良くなったのに、悪くなって欲しいと願われることは、悲しかったし恐ろしくもありました。
承認欲求
リフレでバイトをすればメンタルが不調になりやすいのか、メンタルが不調になりやすい女の子がリフレのバイトに集まってくるのか、どちらだと思いますか。「両方!」が正解なのでしょうが、どちらかというと「リフレでバイトをすればメンタルが不調になりやすい」が正解です。リフレ嬢である私たちのメンタルが調子悪くなる原因は、多くの場合「自分の存在意義」や「自分の居場所」について悩んでしまうからです。リフレでどれだけ稼いでも自分が楽しめる事を見つけられなかったり、在籍する店で干されたり(お客さんをつけてもらえなかったり、存在を無視されて放ったらかしにされること)すると、自分の存在は何なんだと苦しみ、もっと自分を必要としてくれる居場所を探します。自分を必要としてくれる居場所なら、承認欲求が満たされ、自分の存在意義を見出せるのです。心理学用語ですが私たちリフレ嬢にとってよく聞くであろう単語「承認欲求」とは、何なのか。リフレ嬢は皆、他人の視線や評価を気にかけ、そのような人間が集まってリフレ業界は形づくられています。お客さんや店から褒められたい、良い評価をされたい、注目されたい、といった欲求と無縁でリフレのバイトを継続できるリフレ嬢はいません。このような他人の注目や評価を集めたい気持ちをひとことで表現すると「承認欲求」という言葉にまとめられます。この承認欲求は、モチベーション源として有効活用し上手く付き合えるなら問題ないのですが、充足感を得続けるためにリフレ嬢が暴走してしまう危険性も秘めています。例えば、リフレ嬢が持つ自身のTwitterアカウントで、露出が多いコスプレ写真を投稿したとします。すると、いいねが沢山貰えたり、リプライやDMで反応が来るでしょう。それに味を占めてしまうと、ますます過激な写真を投稿する事もあります。初心な素人らしさが売りであったリフレ嬢が、風俗嬢の写メ日記と変わらない事をしていては、本末転倒。承認欲求はお金のように貯めることが出来ず、充足感を得るためのハードルも上がりやすいので、心のコントロールが出来ない内は適切に付き合うべきです。さもなければ、今在籍している店のみならずリフレ業界そのものに居場所が無くなるでしょう。私が承認欲求をコントロールし、上手く付き合っていくためにしている習慣を伝えます。心がザワザワしはじめたら、とにかく寝ること。もし眠れないほど病んでいても、目を瞑ってYoutubeでお気に入りの睡眠用BGMを流す。そうしている内に「気にしなくていいか」と、冷静になれるのです。そしてもう1つ。リフレ以外での居場所を沢山作るべき。学校、バイト、部活、サークル、オンラインサロン、バー、カフェ、ショッピングモール、公園、ディズニーランド、スポーツ、セミナー、趣味、彼氏、地元、など居心地の良い場所が1つや2つではなく10個以上あれば、リフレのバイトごときで承認欲求に囚われてメンタルを著しく崩す事はありません。
コンプレックス
リフレの世界は、誰かが自分にも居場所があることを確認できるから成り立っています。わざと失礼なことを言ってキャストの気をひこうとするクソ客も、Twitterで店や客の悪口を発信し続ける裏アカリフレ嬢も、みんな結局は自分が人から求められているのかを知りたがっているだけです。私も、親に無理言って入学させてもらった専門学校を辞めた反動から、知らず知らずのうちに、リフレの世界に居場所を作って自身の行動を正当化しようとしていました。私はこの世界で必要とされ続けているから、居なきゃいけないと。何度も会いに来てくれるお客様が居たり、初めて会ったお客様から「今まで会った子の中で1番良かった」とか言われたり、Twitterで「いいね」を沢山貰ったり、店から推されたりすると、周りから承認されていると感じ、安心します。私はこの業界に身を置き続けていることで、無自覚なうちに満たされ続けていたのです。でもそれは「きゃしー」というキャラクターが得た承認に過ぎないものでした。そう考えていたせいで、リフレでどれだけ人気になっても、生まれ変わったとか、そういう風には思えていません。むしろ、実際の私よりもきゃしーとしての私の方が世の中に必要とされているのではと思ったりして、きゃしーという存在が憎くすらもありました。もちろん、きゃしーとして認められるのは素晴らしいことだし有難いことだし嬉しいのですが、これは作られたキャラクターが一時的に得ている仮の承認にすぎないのだという思いがいつまでも拭いきれず、私自身が最も自分を認めることを出来ずにいたのです。他者からチヤホヤされたい気持ちが承認欲求なら、自分が自分を認めて好きになりたい気持ちを何と呼ぶのでしょうか。自尊心、自信、自己実現…。適切な表現が分かりませんが「理想の自分になりたい」と、リフレ嬢の誰もが思っているはずです。要は自分で自分を「最高!」と思えるような理想の自分になれたら、どれほど素晴らしいでしょうか。自分の事が大好きで毎日毎秒自分の事を認めて褒めてあげることが出来るなら、メンヘラになることも承認欲求に飢えることも無くなるでしょう。
整形
自分の事を好きになる手っ取り早い方法は、自分の顔を好きになる事。そのために必要なことは、整形です。ご存じの通り、近年のリフレ嬢は整形率が非常に高いです。インスタグラムなどで他人と顔を比べやすい環境だからでしょう。私がリフレを始めた当初と比べて、整形するリフレ嬢は圧倒的に増えました。昔は「整形顔」が悪口でしたが、今となっては誉め言葉と私は思っています。5chや爆サイ(いずれも、インターネット上の掲示板)に「きゃしーは整形だ」など、よく書かれていました。ありがとう。私が整形しているしていないは置いておいて、同じ店の女の子やTwitterのDMで「整形したい」と相談を受けることがあります。皆の話を聞いていると「他人にかわいく見られたい」というより「鏡で自分を見る度に自分をブサイクだと思いたくない」という人が多いです。要は、自己満足。私もそうです。では、彼女たちは何のために整形するのでしょう。「そんなの可愛くなるために決まってる」と答えが返ってきそうですが、それだけではありません。リフレのバイトをして高額の整形費用を貯めて整形したいと考える女の子たちは、どんな見た目をしているか想像してください。彼女たちは、美意識が高いので元々可愛いのです。美意識が高いからこそ、リフレでバイトできます。そして整形して、もっと可愛くなるという行動に移せます。可愛くなければ、美の追求をここまで求めません。美意識が高いからこそ、理想が高いのです。もっと可愛くなりたい、もっと若々しくなりたい、と思い努力する事は、立派な事に映るかもしれませんが、当の本人たちはコンプレックスと戦い続けて苦しいのです。頑張っても頑張ってもまだまだ理想の自分に近づけていない。だからこそ整形して、少しでも理想の自分になりたいのです。リフレ嬢が整形について話題にすると、お約束のように言われることがあります。それは「整形しなくても可愛いからしなくても良い」というお世辞。お世辞と書いてしまいましたが、本気で言って頂けている場合もあるかもしれません。それでも整形をしたい当人にとっては、お世辞にしか聞こえません。誰かから整形を反対されたからと言って、整形を止めるリフレ嬢は少数派ではないでしょうか。整形を決意したのに何かしらの理由で整形していない人は、本当はそこまで整形したくなかったのです。本気で整形したいなら誰に何を言われようと何が何でも整形します。「お金が貯まらない」「韓国に行けない」「親に反対されている」など、全て言い訳。親に貰った顔を傷つける事よりも、親から貰った人生を楽しまずに生きる方が失礼です。可愛くなければ人生は楽しくありません。
掲示板
リフレでバイトしている以上、気にするなと言われても気にしてしまうのがインターネット上の電子掲示板(以下、掲示板)。自分について、ある事ない事を匿名で好き勝手に掲示板へ投稿されるのは、腹が立ちますし、悲しいですし、誰が書いているのだろうと疑心暗鬼になります。私が掲示板に書かれて不快な思いをした内容は沢山ありますが、覚えている範囲でお伝えすると「本番が3万円で出来る」「接客中にタバコを吸われた」「新しく入ってきた新人をいじめて辞めさせている」「待機時間に店長とエッチしている」など。全て事実無根の内容です。掲示板はそのような嘘ばかり書かれますが、真実が書かれるケースもありました。それは、本名、学校名、最寄り駅、マンション名など、個人の特定に繋がる情報です。ある時期、掲示板に私の本名や高校の卒業アルバム写真など個人情報が流れました。それからは掲示板を見ることが怖くなり、一切見ていません。私は、掲示板に何を書かれようと、直接の危害が無い限り無視する選択をしましたが、もし、自分の人生に支障をきたす何かが起きたり、家族など大切な人を巻き込んでしまったら、リフレでバイトしたことを一生後悔します。よって、掲示板にプライバシーの侵害や名誉毀損となることが書かれていれば、速やかに自分が在籍しているリフレ店の責任者へ相談しましょう。殆どのリフレ店では、掲示板による被害で弁護士に相談した経験があります。弁護士に依頼すれば、発信者情報開示請求が可能となり、弁護士が投稿した人物を特定してくれます。そして、誹謗中傷などの度合いに応じて、掲示板の投稿者へ慰謝料請求や損害賠償請求、告訴をすることが可能です。掲示板による被害に遭った時「私にも悪いところがあった」「あまり大ごとにしたくない」など自分に言い訳をして、泣き寝入りするリフレ嬢が何とも多いことか。掲示板に自分の書き込みがあるということは、書いた相手側からお金を取れるチャンスがあるということです。犯人との面倒なやり取りは、所属しているリフレ店の依頼した弁護士が全て行ってくれます。私たちリフレ嬢は被害者として、事の真相を静かに見守りましょう。掲示板で好き勝手書いている犯人を突き止めて、懲らしめることも仕事の1つです。
アンチ
先日、私が在籍する店のキャストから「掲示板でアンチに叩かれることを気にしてしまう」と相談を受けました。私は「人気者の宿命!存在を認知されてる!おめでとう!」と言いたい気持ちを我慢して「アンチは気にしないのが1番だよ」と答えます。まず、アンチが居るということは、それだけ自分が一生懸命生きている評価の証だから喜ばしい事です。一生懸命生きていたら、それを見て応援する人と叩く人がいるのは当然なので、気にする必要はないというのが私の結論。週刊誌が毎年実施する好きなタレントランキングの上位は、嫌いなタレントランキング上位にも必ず名前が上がります。
もう少し考察するならば、アンチの存在は自分に自信が無ければ無いほど気になるものです。例えば、掲示板でどこの誰かもわからない匿名の他人に何か言われてメンタルがぶれるのは、自分で自分に納得がいっていないときなのですよね。自分で自分に高評価をつけてやれないから、他人の意見を指針にしてしまうのです。自分の中で「私は最高!私が全て正しい!私がナンバーワン!」と自己完結していれば、他人が何を言おうが知ったことではないですから。元モー娘。の道重さゆみさんは、どれだけ叩かれようと偉い人たちから何と言われようと、自分が理想とするアイドル像を貫き通しました。自分がぶれないためには、こうするしかないと道重さんなりに考えてやっていることでしょうし、アイドルとしての理想が高いからこそ、その理想に自分を持っていくため毎日が戦争だったはず。でもそれが無理やりではなく心から楽しめて、自分が納得できるアイドル像であり続けていたからこそ道重さゆみさんは最強のアイドルです。道重さんのように、誹謗中傷を気にしないメンタルを作るには、自分で自分が納得できる生き方を貫き通すしかありません。自分の今の生き方がダメダメなのに、考え方だけを変えて「誹謗中傷を気にしないスタイル」なんて出来るわけがありません。自分が今やるべきこと、本当にやりたいこと、を全力で出来ているなら、誹謗中傷なんて気にしてる暇はないです。誰が何を言おうが自分が最高だから聞く耳は持てませんし、自信があるから、何を言われようがネタにして笑うことが出来ます。
自作自演
掲示板は、リフレ店にとって集客の重要なツールと言われています。掲示板を見た事があるかたなら、明らかに特定の店が宣伝のために書きこみをしていることに気づくでしょう。この伝統は、JKリフレが始まった2010年頃から10年以上変わりません。例えば『池袋派遣型リフレJKMAX』について書かれたスレッドで、不自然に「みゆちゃん最高!絶対にまた指名したい」と書き込みがあったとします。この書き込みをした人は、みゆちゃんと遊び、楽しかったあまり書きこんでしまったのかもしれませんが、こんな書き込みをしたらみゆちゃんが人気になり、予約が取りづらくなる恐れがあります。つまりこれは、みゆちゃん本人かもしくはみゆちゃんを売り出したい店が書き込みをした可能性が高いということです。このようなポジティブな自作自演があれば、ネガディブなものもあります。『池袋派遣型リフレJKMAX』の店長が、ライバル店である『池袋派遣型リフレZ』のスレッドへ行き「ここの店で遊んだけどサービスが悪くて萎えた。JKMAXのほうが楽しかった」と書き込みをすれば、Zに興味があってスレッドを見に来ている人たちは、JKMAXにも興味が移ります。また、Zの人気キャストであるAちゃんの悪口をここで書けば、Aちゃんにダメージを与えることが出来ますし、Aちゃんに興味がある人たちを動揺させることも出来ます。このような不毛な自作自演合戦が各店の掲示板で展開されることがありますが、見ている側も馬鹿ではありません。店同士が喧嘩して潰し合おうとしている事が、すぐに分かるはずです。2chの元管理人ひろゆきさん曰く「嘘を嘘と見抜ける人でなければ、掲示板を利用するのは難しい」という事ですが、この場合も正にそれが的を得ているでしょう。掲示板の情報なんて鵜呑みにしたら痛い目をみます。
デリヘル
リフレ業界は狭いです。もはや業界というより、村ですね。全国で稼働しているリフレ店は、100店舗未満。リフレは風俗ではありませんが、その他の風俗店と比較すると、圧倒的に規模が小さい事が分かります。例えば、デリヘルは約10000店舗あります。市場規模で比較してもリフレとの差は歴然。分かりやすくドラゴンボールで例えましょう。リフレがラディッツなら、デリヘルはブロリー。真っ向勝負を挑んでもリフレは敵わないので、リフレ独自の市場で勝負を続けるしかありません。Twitterをしていても、リフレ業界がデリヘル業界と比較して小さいと感じる瞬間が多々あります。デリヘルのTwitterアカウントは、拡散力が凄まじく、ツイートのRTやいいねが100を超えることは珍しくありません。一方、リフレのアカウントがそこまで拡散される事は稀。デリヘルは、素人を売りにしたリフレより過激な写真投稿が多いので、反応されやすいという理由はありますが、店舗数、客数、キャスト数、スタッフ数、でリフレを圧倒しています。リフレとデリヘルは、何故ここまで差がついているのでしょうか。1つ目の理由は、リフレの歴史がデリヘルよりも浅い事。デリヘルが誕生したのは、改正風営法が施行された1999年4月。一方のリフレは、2009年1月に日本初のJKリフレが秋葉原でオープンした事が始まり。つまり、リフレとデリヘルには10年の差があるのです。日進月歩である水商売で10年の差は歴然。今後、市場規模でリフレがデリヘルに追いつくことはあり得ません。そして、リフレという業種は、デリヘル以上に目立たずにコッソリと存在するべき文化です。その背景は、違法であるJKリフレの存在が大きいのでしょう。摘発された大阪難波のJKリフレ店『M』の店長O氏は「JKリフレはコッソリせなあかん」という名言を残しています。水商売という括りで考えるなら、リフレという商売は、水商売の中でも出来る限り目立たずコッソリと行うべきものなのです。例えるならば、会員制スナックやバーのような存在。常連様がコッソリお忍びで訪れるような隠れ家こそが、リフレ業界です。Twitterの鍵垢もしくはオンラインサロンのように、外部との情報を遮断した閉鎖された世界であってこそ、私たちがリフレ業界に巣食う意味合いがあります。
看板キャスト
「看板キャスト(看板嬢)」とは、そのお店において1番人気、または常時ランキング入りしている女の子、PRしていきたい女の子の事です。あのお店といえば、○○ちゃんがいる、と思われる対象であり、看板キャストが目立つ事で、集客・求人でパワーを発揮します。
リフレ店で看板キャストであるためには、「指名数が多い」や「売上が高い」だけでは十分ではなく、そのお店の理念や文化を体現する存在でなければなりません。体験に来たキャストにとっては見本であり、同僚のキャストにとっては参考であり、新規の客にとっては憧れであり、常連客にとっては戻るべき場所なのです。
なぜ「リフレ店の看板キャスト」にそのような役割が担わされているかと言えば、リフレ店という業態が非常にわかりにくくグレーな業態だからです。キャバクラや風俗であればサービスが価格によって決まっており、同価格帯の店の差は、地域、コンセプト、などでしかなく、キャストはそのお店が設定した枠の中で競争するわけです。NO.1と言えども、決められた枠内で競争をしている以上、どんなに好成績を収めても、キャストの評価がお店の評価を越えることは、特例(Xさんなど)を除いて、基本的に無いはずです。
顧客や働きたいキャストにとって、リフレ店は、その店がどのようなサービスをしているのかが最も知りたい情報であるにも関わらず、それをHPに明文化しているお店はありません。という事は、そのお店を代表する看板キャストが身をもって体現してお店のプレゼンスを示さなければいけない訳で、いわば「看板キャスト=お店」なのです。なので、リフレ店の看板キャストとは他の業態の看板キャストとは比べ物にならないほどの重責であり、各リフレ店の盛衰を握る存在だといっても過言ではありません。
かつてJKMAX看板キャストだったみゆみゆさんは、JKMAXが最もキャストに求める指標である本指名率が他キャストと比較して圧倒的に高く、遅刻欠勤早退をしない優秀なキャストでした。しかし、Twitterで時折「病みツイート」をしたり、自分が1番でなければ嫌だという「負けん気」が強い特徴があり、その結果、みゆみゆさんはJKMAXを去る事になります。
みゆみゆさんの特徴である「病みツイート」や「負けん気」は、従来のリフレ業界では看板キャストに必須と言えるスキルです。JKMAXに限らず、どこのリフレ店でも看板キャストはこれらの特徴があるでしょう。何故なら、これらの特徴がある事により、顧客が反応してくれるからです。看板キャストが病みツイートをすれば「大丈夫?」「心配だよ」「今の店は合わないんじゃない?」など、心配をするリプやDMが届くでしょう。そして負けん気があれば、そのキャストを応援するために来店してくれる顧客も居ます。店を活性化するため、売上を出すために、看板キャストがカマチョアピールをする事は、リフレ業界の定番です。
しかし、JKMAXでこれらは必要ありません。JKMAXで必要なスキルは、店に依存せず、リアルを充実させる事。つまり、看板キャストとはいえ、店や業界にしがみついてカマチョアピールし、承認欲求を満たしているのは「痛い」ということになります。
現在のJKMAX看板キャストである佐倉なのさんは、JKMAXのトップでありながら、JKMAXに対して依存しているわけではありません。辞めようと思えばいつでも辞められるでしょうし、出勤数はマイペース。JKMAXのTwitter更新頻度も低く、病みツイートや過激ツイート等を行い、フォロワーの気をひこうとする素振りはありません。このスタイルこそ、JKMAXが求めるべき看板キャストです。
推されるプレッシャー
お店から「推していきます」「嫌なことがあったら相談してください」など言われて大切にされていると、素直に嬉しいです。PRされることに有り難さを感じますし、推してくれていることが当たり前にならないように気をつけようと思います。
ただ、周りから見ればこの推されるという行為は、ちやほやされているだけと思われがちですが、多かれ少なかれプレッシャー、責任を感じます。例えば、しばらく休みたくても、店の売上やお客様の出勤リクエストに応えるためには出勤を続けなくてはならなかったり、日常生活でもリフレの事をよく考えてしまったりします。
そして、推されている自分が、お客さんのご期待に沿えない接客をしてしまったり、体調不良などで遅刻欠勤してしまえば、そのお店や他のキャストが迷惑してしまいます。推され続けるキャストは、指名や売上が多いことは勿論のこと、お店の理念や文化を正しく理解し、体現する存在であることが求められる為、責任感が強い事が必須スキルと言えます。